2011年6月26日日曜日

奇想ヤフオク学再読

昨日今日と、エーブックさんこと橋本憲範氏が2007年に出版された「奇想ヤフオク学」を再読しています。
初めて読んだとき、なんか直感的にこの人自分とちょっと似てるかも、って思いがあって、うんうん頷きながら一気に読んだことを思い出しますが、今回はある観点をもって読み直そうと思ってやってみました。

まず、今回一番ゆっくりじっくり読ませていただいたのは、市場の記事。
初めて市場に参加したときの心理描写など、自分と重ねて読んでみると、結構手に汗握りワクワクしちゃいました。
今の古書市場はこの本が書かれた頃とはまた状況が変わってたりするのかどうか、実際に自分の目で確かめてみたい、そういう気持ちが高まってきているのを感じることができました。

そして、今回あらためて通読してみて思ったのは、ヒッチハイクの章の存在感。
これ、挿入される場所が絶妙。
ご本人も本文で断っているとおり、古本販売には全く関係のないエピソードなんですが、ここでインテルメッツォ、ちょっと幻想的ですらあります。例えるなら風の又三郎?さすが元作家さんってな感じで、いやぁ、こういうの僕好きです。

・・・

話は変わり、6月も残すところあと5日。
このままのペースで行ってくれれば売上・利益ともに過去最高を更新できそうです。
震災後、それまでのやり方を壊さざるを得ない状況に突き当たり、そこからもう一回組立直し、3ヶ月続けてきたことが成果として表れてきています。
自分の考え・選択・判断が、少なくとも間違いじゃなかったんだということにホッとし、同時にずいぶんと自信になってんだと思います。業績が上がった、ということ以上に、この自信を得られたことが何よりの収穫です。

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さて、じき4児の父となりそうな今日この頃、これまでのところ自分にとっての鬼門関門であるヤフオク攻略に向けて、本格的に乗り出してみるとしますか・・・。

2 件のコメント:

  1. やはり業績があがってきたので、次の戦略や本業としての使命感を考えるゆとりがでてきたのではないでしょうか。

    ほんとオニビズさんのお仕事ぶりは信念が信仰まで高まった熱いものを感じずにはいられません。

    そしてそんなオニさまでも悩みがあると読み、ぼかあ一気に親近感がわき、こんなぼくでもがんばったら何者かになれるんじゃないかと思いました。

    ぼくは ぼくは がんばります。

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  2. コメントありがとうございます。
    ほっとちゃんもがんばって下さい!

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