2012年9月20日木曜日

錆びてなお

今日も一日、たくさん歩きました。たくさん汗をかきました。
モノと向き合い、選び、記録し、買い、記録し、データを読み、予測し、検証し、調べ、判断し、むにゃむにゃむにゃむにゃむにやむー、むーむーでした。
なんていうか、ミッションはローギアに入ってるんです。
で、エンジンはフルスロットル。
すると、険しい勾配の坂道でもグイグイ登って行けちゃうんです。
あめつちは駆動部分、ふぉりくろーる。はバギー。みんな乗せてレッツラGO!
白鳥ボートでもイイですけどw
ちょっと錆びついたくらいのいい味の。

というわけでふぉりくろーる。先週から均一価格コーナーを始めました。
かなり思い切って一冊840円。
加えて、全品送料無料。
リニューアルをきっかけに、できる事はやっておこう、と。
でもって、現在たいへんご好評をいただき、品出しのそばからお買上げいただいて、再開早々品薄状態でご迷惑おかけしております。できる限りで仕入・出品進めておりますので、少し長い目でみていただけるとありがたいです。
そんなこんなもありまして、今回のリニューアルを経てウェブショップにとって必要な機能要らない機能が整理でき、これから色んな料理をたくさん載っけていくための器が整った感じです。
まだまだ暑い日が続いていてなかなか秋らしくなってこない中ですが、暦はもうすぐ秋分ですから、もしかしたら秋をすっ飛ばしてすぐ冬なんてことになっちゃうのかもしれませんが、秋冬に向けてたくさん企画を用意していきますので、皆さん引き続きよろしくお願い致します。

ふぃ~、ちょいと草臥れ。
ほんのすこし風邪でもひいておこうかな、なんて。

2012年9月15日土曜日

ヘッドマスター

JRに乗ってたら、ドアの上のトレインチャンネルで流れてた任天堂のコンテンツ、ハクイアリの生態に関するネタが目に付いた。
巣中に葉っぱを運び込んでそこで食用のキノコを栽培し、老廃物は巣外の所定の場所に廃棄するという、なんともエコで健気でタイムリーなフォーキャスト。
それで思い出した。
小さい頃、家の裏でアリをずっと観察してた時のこと。
アリって、ここでは働きアリのことだけど、ぱっと見の印象、みな勤勉で、フラットに統率された組織で働いてるように見えるのだけど、よくよくみてると、まったくみんながみんなおんなじというわけではないように見えてくる。
隊列崩さないように順番ちゃんと守る奴もいればちょこまかちょこまか落ち着きない奴もいる。エサや土片をマジメに黙って運んでる奴もいれば大物狙いで乾涸びたカエルなんかに取り付く奴もいる。で大物手伝う奴がいる一方で完全に無視してる奴らもいる。
漠然とアリがいっぱいいるな〜と眺めてるだけじゃわからなかった個々の働き、ディテールを追ってゆくうちに働きアリという全体は様々な個々の有機的な繋がりや紡ぎによって織り成されているという拡がりに至る。
恍惚としていました。
紺碧の空。


それから30年以上過ぎ、違う場所でおんなじ空のしたで、今おれはあの働きアリやってんだなぁ。
あれ?じゃあ、あの恍惚としていた美貌の少年はその後どこに?


居ますよ、今でも。僕のアタマの後ろ、40センチくらい上のあたりで何かいじりながら、未来の方に向ってます。

2012年9月7日金曜日

NO.4

正直、妻と一緒だったら何処でもいい、子供たちもいずれ自分の伴侶と出逢ってそれぞれの居のことを考えたらいい。僕らときたら、もしかしたら岩手の郷里に帰るかもしれないし、自由が丘とか田園調布とか優雅な趣味暮らしを指向するかもしれないし、全く暮らしたことのない場所、海外とか、ロシア?グルジア?トルコ?アラブ?ヨーロッパ?辺境?孤島?なんて、イメージは何処までだって馳せるし実際何処でもいい妻と一緒だったら何処でもいい。

小2長女は、庭付き戸建に住みたいと言う。
2〜5番目からは特にコメントを聞かない。
妻も特にこだわりはないみたい。
多分僕と同じ考えだと思う。

現在は家族7人、文京区で2LDKの賃貸マンションに仕事場兼ねて暮らしているけど、慢性的なスペース不足。
子供たちはどんどん大きくなるし、在庫や資材の置き場所にも困る。
情報だけを売っているひとは在庫を持たないから気にならないだろうけど、モノを扱う以上、場所のチカラはとても大切。
モノを活かすために、場所のチカラ、空間のチカラをもっと活かさないといけない。
いや、活かすというよりは、活きた場所・活きた空間を拵えて、そのことからチカラを貰うというべきか。

しかし、場所に縛られてはよくない。この場所じゃないと出来ない、そういう制約をもたらしたくはない。その場所ならではの何か、ということもあるだろうけども、その場合だって場所がことを起こすわけじゃあない。ことを起こすのは言わずもがな、ひとで。
やはり、ひとが場所を活かし、活きた場所がまたひとを活かすんだな。

僕と妻とふたり降り立つ場所が初土であって、そこが何かが始まるための土壌であり、それはつまり棲家だ。
舎という字には、人としての最初の暮らしを始める場所という成り立ちがあって、四番目の舎女(おきめ)がうまれたとき我家はまさに文字通りの状況で。だから、舎女とは暮らしを立てる場所の女として名付けたのです。舎女がそこで創めることそのものに意味があるし価値もはたらきだす。
僕らは舎女に活かされてる。

2012年9月5日水曜日

夫婦のこととか

アニメ「あの花」を家族で観ながら、妻と高校時代や幼少期のことで話す機会がありました。それなりに昔の話です。忘れてしまってることも多いだろうし、事実に対して違う色をつけていることもあるかもしれません。それでも、これからの自分たちや子供たちのことを思うのに、自分たちの過去のことを語り合うのはよいことだと思えます。耳を貸すうち話しているうち、もっと聞きたくなるしもっと話したくなる。時間なんてあっという間に過ぎてしまう。商売も家庭も妻と二人三脚、出会って一緒になって、色んな危機wを乗り越えて、これから先もこうして力合わせてやってゆくこころひとつに、なればごく自然なことなんだろかと。
お互いの昔の恋人のことも話します。びみょーに面白くない時もあるけどw、妻も僕も一所懸命ひたむきに自分の恋に関わって来たのだなと思えば逆に不思議と誇らしい気持ちにもなったり。
夫婦って面白いものですね。

昨日、友人カップルにベビーが誕生しました。
大学の音楽創造サークルの後輩なんですけど、そいつ、僕と誕生日が一緒で変な親近感もあってか、自分たちにまた子供が増えたみたいに悦ばしくて、なんかまた燃え上がっちゃってる今日この頃です。

「あの花」観終えて、明日から涼しくなるかもね、なんて言ってみたものの、なんのまだまだ、今日も暑いです。暑い一日です。