2011年5月11日水曜日

呼吸

最近、肋骨をやっちゃいまして。
といっても、折れたりした訳ではなくて、ヒビが入っちまった程度なんですが、これが結構痛い・・・
息をする度に軋むように痛むし、クシャミや咳なんかしようもんなら、も〜イかれちまいます。
特にぶつけたりした訳ではないんですが、いきなり痛みだして、一晩経ってもおさまらないんで病院行って検査した次第。疲労だったのか?
それにしても、仕入れしてても結構苦しいもんです、これ。
だいぶ落ち着いては来ましたんで、仕事はなんとか通常通りこなしています。
しかし、アレですね、肋骨痛めたからといって仕事を停める訳にはいきませんで、一瞬肝を冷やしはしたんですが、お陰で普段如何に無駄な動きが多いか良くわかりました。
例えば前傾姿勢。肋骨痛めてる人間にとってこの動きはとても辛い。要するに胸や背中に負荷が高い動きだという事ですね。
しかし、背中をきちんと伸ばしたまま、膝を折って腰を落とすと全く痛みを感じずにすむんです。
なるべく前屈みにならない様に仕事の環境を整える、これは日々の仕事のなかでとても大事な気付きでした。


私の好きな詩人に吉岡実という方がいます。
そして私の好きな小説家に中上健次という方がいます。
二人とも文に独特の呼吸を持った方々です。
呼吸とは血、血とは言葉。
新鮮な空気をいっぱいに吸い込むには、身体に残った古い空気をちゃんと吐き出さないといけない訳です。
別に政の話でもなくて。

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