2011年7月20日水曜日

トリプティーク

15日から5泊6日、実家のある岩手に帰省してきました。
16日は法事、17日は観光、18-19日は仕入、というスケジュール。この間毎晩呑んでたので少し内臓がぐったり気味。

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実家では、妹や両親たちと家族のことで色々と話す時間が持てました。
妹が自立したいのになかなかうまくいってないって言うんで、あーしたらどーだこーしたらどーだと喧々諤々。
かなり熱くなって親父と口論みたくなるシーンもありました。
最終的には親父の方から、口論したって仕方が無い、結局なにやるにしたって一朝一夕でなんとかなるもんなんか何もない、とまとめに入られて、それはつまり、自分の周りには何かというとなんでも一朝一夕でなんとかなると思ってる輩が多くてイラついてしまうんだ、と言っているようにも聞こえ、と同時に、そういう人達も居て世の中が成り立っているという動かし難い事実があってそれを受け入れていかなくちゃならないことがあるってこともよく分かってると、要するにある種のジレンマ。
後あと考えました。何故自分はあんなふうに熱くなったんだろう。何に対して熱くなったんだろう。
やっぱりジレンマなのかな、多分、親父が自分に抱えてるジレンマに焦れ、そのジレンマをやり込めようと、なんとか統合してやろうとしているように見え、そのやり方じゃ無理を来たす、そう言いたかったのかな、と。
まぁ僕も熱くなっちゃってるくらいなんで、それは自論で人を押し固め無理に統合させようとしてたってことなんだから、その場で親父にジレンマを無理に統合なんかしなくていいなんて言える余裕なかったし、んなこた親父だって頭じゃわかってんだろうし。
破壊的な創造と創造的な破壊、親父には、僕の言うことが後者に聞こえ、親父は必死で前者を志向してるって事なんだろう。
無論、僕だって前者の立場に立つ事を意欲して止まないし、後者の強い誘惑に駆られずにやってこれたなんて言うつもりも毛頭ない。

そう言えば、自分はよくよく多重人格でいきたいと思い、自分の中で人格として出来上がって来ているものを、できるだけそのまま統合せずにそれぞれに任せるやり方をとりたいと思ってやって来ているんだったと思い出した。

今度お盆に帰った時は、妹達の旦那さん連中と男飲みでもやりたいな。

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