2012年8月16日木曜日

疲れシラズ

お盆の三ヶ日は実家のある岩手で過ごしました。
完全休業です。
しかし、完全休養は無理無理。
実家に戻るとうちの子達に加え甥っ子姪っ子総勢11人が好き放題やっとるんで、まさに日々カオス!
10分おきに誰かが泣きわめくんで、寝っころがってる場合じゃないです。
でもまぁ、子供らは水や空気のうまい田舎でめいっぱいひろびろーのびのびーな夏休みを満喫できたようなので、また、自分も子供と一緒になってはっちゃけられたのでそれはそれでオッケー。

商売の方も、八月の前半はお盆期間のための仕込みをせっせこせっせこ積み上げておりましたので、やった分の成果はちゃんと出ているのでホッとしてるところ。
東京に戻ってからは、夏休み明け、読書・芸術の秋、クリスマス・年末、それぞれの大きな需要に向けてしっかり準備して行きたいです。

それと、うちの商売とは直接関係ありませんが、地元で建築・建設業に携わっている父親から聞いた話。
ここ岩手も含め、宮城・福島の三県の沿岸地区では復興関連の建設需要過多で、地元企業のみならずゼネコンはじめ中央の大手業者もリソースが足りない中、まったく供給が追いついておらず、工事が進まないどころかそもそも計画が始められないといった状況なんだそう。
それに追い打ちをかけるようにして、特需目当ての業者が営業先行で受注契約するだけして挙句工期遅れ当たり前、延ばすだけ延ばして契約不履行、代替発注かけようにもまともなところはどこも既に塞がっていて、そんな調子なので復興計画は遅々として進まず、現状今後も良くなってゆく見通しが立っていないのだそう。それだけに留まらず、ひとの足元みた高額見積りをふっかける業者も出る始末だそうで、ここにも人為の落穴。
地震や津波の被害ばかりでなく、言わば人災とも呼べる傷みによって自分の故郷岩手東北が思うように治癒できずにいる。
そう思うと結構こたえます。
そんな中でも心あるまっとうな業者は、震災以来ずっと120%の稼働で対応しているのだそう。

僕らも、結果を焦らず、日々の仕事をしっかり積み上げてゆこうと思います

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