2012年7月18日水曜日

釣り糸を垂らす先

第5子が産まれてから10日目となりました。
この10日間は、実に長い10日間でした。
仕事と家事・育児で流石に目が回ってました。
ちょっと久々にやばいかなぁ・・・なんて弱音もよぎったりしましたが、こういう状況だからこそ、自分の弱いところ脆いところを改めて自覚するチャンスと思うようにして踏ん張りました。


で、見えたこと、それは何かというと、自分の力で制御できるところとそうでないところの境目、そういうラインについてかなり突っ込んで考えること。
要するに自分の限界。
自分という奴が己でできる限界。
とことん思い知りました。
例えば、食事ひとつさえも、拵えるのは自分でやれても食べるのは僕一人ではなく、7歳、5歳、3歳、1歳がそれぞれに食べる、それが食事となっていて、彼らの食事が円滑に進んで初めて全体の食事が滞りなく終えられる。
それぞれが自分の勝手ばかり優先させていると、食事というひとくくりのイベントはまるで成り立たない。
ここで僕に出来ることはそれぞれが持つ方向性の間でわずかの共通な方角を感じながらすこしずつ、全体としての大きな方角を目指すよう取り持つこと。
必ずしもうまくいくとは限らないけど、やっているうちに皆がそれを感じ始め、だんだんと開きが揃ってくる。
自分なんてもんはたいした才覚もないし、特別な能力があるわけでもない、スペシャルなものが何一つない(爆!)、だけども、なんか死ぬまでにはスペシャルな何かを自分の中に育てたいと願いつつもそれが一体何なのかはさっぱり皆目見当もつかぬ、だからそれがなんなのかなんとなくでもわかるようになるまではせめて、自分の器くらいは信じたい。
スペシャルなものは何ひとつないけど、だけど何かスペシャルなものが育つ器であるということは信じ切りたい。
そして、他の器と比べてみたい。交わしてみたい。
妻ともそういうふうにして切磋琢磨してるところある気がしています。


この商売始めたばかりの頃も、月の売上が100万を超えたあたりから受注後対応でオーバーフローしはじめたのをきっかけにFBAサービスの利用を選択したんでしたが、今回も外注化を一部図ろうかと考えています。
対象として考えているのは商品化工程の一部。
糸の先に何があるのかいまはわからないので、しばし水面に意識を投じます。

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